プロジェクトリポート2010


国内避難民の母親のためのベビーキット、高齢の避難民のための栄養食品の援助 (2010-11-01)

このプロジェクトには2つの目的がある。1つはカレンの難民の母親と赤ん坊の健康と衛生の改善で、ビルマータイ国境のエ・フツ・フタキャンプで、新たに母親となった女性に300個の基本的なベビー衛生キットを、また母親と生まれた赤ん坊の健康に関する基本資料も配布する。
キャ ンプの生活環境は、母親が自分自身や赤ん坊を清潔にドライな状態にし、きちんとした衣類を身につけるようにするのには、多くの問題がある。非常にほこりっ ぽく、家は狭く竹で造られ屋根は木の葉でできている。雨季は少なくとも6カ月続き、必要とする十分なおむつ、毛布、衣類を洗濯し乾かすのは極めて困難であ る。新生児が生まれると女性やその家族は、普段以上の石鹸、おむつ、衣類やおむつを乾かす余分の木炭やさらに多くのものが必要となる。これらを得るため に、多くの女性や夫、他の家族のメンバーはキャンプの外で収入源を見つけなければならない。このため彼らは地雷を踏んだりビルマ軍に捕えられたりといった さらに多くの危険にさらされることになる。

こ...
帰還民のコミュニティ支援のプロジェクト (2010-11-01)

カランベノールプロジェクトは、紛争の被害を受けた帰還民を支援して生活を再建しコミュニティの社会的、経済的な発展を促進する。このプロジェクトの対象と なる18の村はシンディアン・スー県にあり、帰還民が会合や議論を通して確認したニーズに的を絞って活動する。特に最も弱い立場の人(女性、子ども、特に 必要がある人)をターゲットにする。
カサマ ンスの紛争は22年間続き、地方に住む人々の暮らしに深刻で壊滅的な影響を与えてきた。紛争の間一般市民のコミュニティは人権が蹂躙され多くの人々が強制 避難を強いられた。2004年の平和協定にもかかわらず争いは次々と起こっている。シンディアン・スー県では、いくつもの村が、天然資源をコントロールし たいと思う戦闘員によって繰り返し攻撃の標的にされていて、社会制度が崩壊し、家族は農作物を見捨て争いから逃げ、すでに手いっぱいになっている受け入れ コミュニティに食料を頼らざるを得なくなっている。しかし2年以上前から難民たちは再定住し生活を再建するのを願って、進んでもとのコミュニティに戻って きている。
このプ...
女性能力開発プログラム (2010-11-01)

WEAVEは、単に女性や子どもというのではなく、辺境地域に住み抑圧され貧しく搾取された女性や子どもたちに関わり、彼らのために活動をすることに的を絞っている。RIJは以前もWEAVEに資金を提供し、今回が資金を充当する4回目の年となる。
このプ ロジェクトで16~40歳前後の難民女性が、女性の問題、人権、言語に関する教育を受け学習できるようにする。15~21歳の30人の難民女性が、タイー ビルマ国境のカレンニキャンプ1で女性学習プログラム(WSP)に通えるように支援され、さらに300人の難民が、70%が女性だが、コミュニティ現場で の教育サービスを受けることができる。
以前は若い女性は教育や収入を得る機会 はほとんどなく、そのため彼女たちはキャンプ内で大変弱い立場に置かれていた。76%以上の少女が10代の15~16歳で結婚し、幼い子供を持つこと が多く、仕事にも就けず夫や家族に頼っている。女性学習プログラムは5年前に、コミュニティ内での女性の能力を高めるために、初めての女性を目標にした教...
アースライツインターナショナルの卒業生プロジェクトへの支援 (2010-08-01)

RIJ はアースライツ・インターナショナルの卒業生のための小規模のプロジェクトに多年にわたり資金を提供して大変成功している。ERSの卒業生プログラムは、 卒業生がビルマへの帰還を目指し強固で自立した基盤を作る機会を見出せるように支援をする目的で創られ、今回の資金援助の要請はこのためである。
次のプロジェクトは、2010~11年会計年度最初の資金援助として提供するものである。
 
女性のための平和構築のトレーニング パラウン女性組織による支援
このプ ロジェクトは、ビルマのパラウン地域の複数の村出身の20人の若い女性が、中国―ビルマ国境沿いで1週間の平和構築トレーニングに出席できるよう支援す る。このコースは宿泊施設に泊まって行う5日間に次のようなことを行う。人権、平和と寛容、紛争と暴力の影響、地域の環境保護に関する教育である。コース 終了後、参加者は学んだことをそれぞれのコミュニティの中で教え、さらに90人の女性が知識を共有することになる。
パラウ...
カレンニ上級学習プログラム (2010-08-01)

このプロジェクトで16~21歳の45人の難民学生が、タイービルマ国境のカレンニキャンプ2で、 2010~2011年度に行うカレンニ上級学習プログラム(KnFSP)に参加することができる。KnFSPは、上級の教育が受けられない16~21歳の 若者のために、2年間の学校教育を提供する目的で設立されたコミュニティ指導の企画である。このプログラムの全体的な目標は、若者の知識、技術、考え方を 高め、教育を尊重し、どこにいてもコミュニティの構築に援助できるように、安全で学習可能な環境を提供することである。
タイービルマ国境の難民キャンプでは、高等教育は現在は基本的で限定されたものであるが、カレンニキャンプ2では、以前は難民の若者のための教 育プログラムはなかった。KnFSPはこの問題に取り組み若い難民が未来への展望を開くことができるように、コミュニティのリーダーによって創設された。 また、現在の難民の再定住に向けてのプログラムで再出発していった人の後を継ぐ、スキルを身に付けたコミュニティの新たな活動家を養成することが絶対必要...
若者のHIV/エイズの認識を高める手段としてのスポーツと劇 (2010-08-01)

このプロジェクトは南部スーダンのジュバで、12~25歳の子どもや若者にHIV/エイズの予防に関する認識を高め、周りから受ける恥辱を取り除き、仲間からのプレッシャーをはねのけ、適切な選択をして健全な生活ができるように生活の知識や方法を身につけさせる。帰還民、難民、もと子ども兵士を含む10,000人の子どもや若者が、スポーツや劇のプログラムを通してHIV/エイズ予防のメッセージを受け取ることができる。現場での活動が、先生、同年代や仲間の中で教えられる人(12~17歳)、学校、コミュニティセンターを通して行われ、健康に関するメッセージが確実に多くの人にまで浸透していくようにする。...

:キルギスタンの高齢者のニーズに対する緊急の対応 (2010-08-01)

このプロジェクトはキルギスタンのオシュとジャラル・アバードの最近の騒乱で、最も被害を受けている高齢者940人に直接に緊急支援する。この援助は高齢者が危機の中で失いまた壊された、家庭用品や衣類のような個人のものなど、緊急に必要とするものを買えるように、1人あたり22ドルの援助金の支給という形で行う。...

南アフリカ共和国ガウテン県の難民の医療 (2010-07-01)

南 アフリカ共和国の慢性病を抱えている100人の亡命者に対し、家庭医療の支援をする。費用の免除や必要な場所での診察と薬の代金の提供を受ける権利を擁護 して、さらに700人の亡命者を支援し、十分な医療を受けられるようにする。このプロジェクトは主に、新たにやって来た人たちや、病気や障害のために自分 自身やその子どもを養うことができない人々に焦点を当てている。
JRSの都市の難民、亡命者プロジェクトの目的は、プレトリアやヨハネスブルグのガウテン県都市センターにやって来た亡命者や難民の中で、こういった個人や家族が、自活し地域社会に溶け込めるように援助することである。
こ の医療プログラムの全般的な目標は、亡命者や難民が公共の保健所に行く権利を擁護し、料金を援助することである。特に、彼らの住む住民センター近くにある 公共保健施設を特定して、彼らのために費用の免除を守っていく仕事を行う。医薬品の購入に関しては、そうでもしないと手に入らない時は補助金が支給され...
人権に関するトレーニングへの支援 (2010-06-01)

ソーシャル・ディベロップメント・センターは、2010~2011年に再び10ヶ月のトレーニングコースを行う。目標は、カレンニ人に人権、環境、法律に関する知識とスキルを教え共有することである。取り扱うのは、人権、子どもの権利、難民の権利、女性の権利である。
今 年のトレーニングは、非暴力の社会改革、環境、法律に関心のある25人の若いカレンニ人に対し行われる。さらに機動力のあるトレーナーが訓練を受けて人 権、環境、法律の知識を地域のコミュニティを超えて広げていく。人権保護や環境保全を促進するために、パートナーの団体と共同して活動をする。
2003~2010 年に、カレン ニ・ソーシャル・ディベロップメント・センターのトレーニングスクールは、124人の人権と環境の活動家を生み出した。多くの卒業生は地域のコミュニティ に戻り、コミュニティベースの団体、たとえば女性団体、青年団体、キャンプの機関、司法や人権団体、環境団体などに関わるようになっている。カレンニ県内 で、カレンニ人が直面している人権侵害や環境破壊に関する情報を集め、その結果を報告するという少し危険を伴う活動をしている人もいる。
 
学...
コンゴ民主共和国、北キブの帰還コミュニティに住む紛争で被害を受けた高齢者と子どもを保護する支援 (2010-03-31)

この6カ月のプロジェクトはコンゴ民主共和国に戻ってきた高齢者の福利を改善する。“高齢者”協会が帰還コミュニティの中で設置される。“燃えやすい練炭”の製造、販売のトレーニングはコミュニティの高齢者にも行う。
このプロジェクトの受益者は、紛争で被害を受け た680人の高齢者避難民とその世話を受けている生活手段を持たない子どもたちで、北キブの国内避難民キャンプにいるか、又はマシシ、ニラゴンゴ、ルトゥ シュルへ帰還途中の人たちである。
ヘルプエイジ・インターナショナルは高齢者とそ...
コロンビア、トリマのイバグエの避難民の基本的権利 (2010-02-28)

コ ロンビアのアラモスとドスデジュニのコミュニティで避難民に、能力の向上と個人の権利に関するトレーニングが行われる。この活動は、避難民が健康、教育、 水、衛生、収入源の基本的権利を認識するように企画されている。このトレーニングで一人一人が、正しい法制度を通して、これらの権利を主張する能力や知識 を身につけていく。
コ ロンビアは世界で2番目に避難民 が多い。重大な問題は、避難民に関する今ある特別の法律の情報を、彼らが十分得ていないということだ。このことは国が行う責任がある人道的援助について避 難民は知らないということである。さらに複雑なことは、政府のスタッフ自身が知識不足のために混乱して、避難民に書類や証明書を要求し、記入用紙や避難民 がわからないやり方で与えられる情報を得るために、役所をたらいまわしにされることがよくある。これらの要因が結びついてサービス提供に対し重要な障害や 面倒なことが起き、避難民が本当に必要とする情報やサービスは得られない。

年...

チャドにある難民と国内避難民と地域の受け入れコミュニティのための眼の治療の緊急奉仕活動 (2010-02-28)

チャドにある難民と国内避難民と地域の受け入れコミュニティのための眼の治療の緊急奉仕活動では、眼の手術や 医療サポートをして、眼の病気の発見と防止のためヘルスケアの職員を訓練する。1つの奉仕活動で2000人が直接援助を受け、さらに20人が訓練を受けることになるだろ う。
ダルフールでは数十万人の避難民が地域のコミュニティに流入してきたが、そこではすでに百二十万人以上が眼の ケアのような基本的で極めて重要なサービスが全く受けられない状態である。そのためかなり多くの人が何もしなければ失明する危機に陥っている。高齢者では 白内障の罹患率が非常に高い。その結果、家族は目が見えない人の世話をすることができなくて、高齢者が完全に見捨てられてしまうケースがある。

こ の奉仕活動は、アムティマンの町や周辺の難民キャンプの難民、国内避難民、地元のコミュニティをターゲットにしている。1600人がキャンプで検査を受 け、診察、治療、投薬のような必要に応じた眼の手当てをキャンプ内で受けられ、最大400人が地域の病院で目の手術を受けることができる。病院の看護師、...
弱い立場の難民女性と子どもに持続可能な能力をつける (2010-01-01)

南 アフリカ共和国に来る難民は何年間も法的に放置されている状態で、正式に職につく権利もなく、社会福祉、医療、教育を受け、銀行口座を作るのに必要な書類 が発行されていない。仕事、居場所を見つけるのが非常に困難で家族を養うことができない難民は、極度の貧困に陥り社会的に疎外された状態になっている。南 アフリカ共和国にやってくる子どものいる女性の家族の多くは、新たな生活を始めることは予期していた以上に難しく費用がかかると実感している。正式に仕事 を探す機会が彼らの亡命希望者書類のためほとんど拒否されているからである。他の職を見つけることは非常に困難でほとんどない。見つかった仕事も非常に賃 金が低いことが多く、家族を養うことはできない。
難民支援を企画する数少ないNGOの1つが、2001年 に立ち上げた小規模のビエンベニュ・シェルターである。この団体は社会的経済的に弱い立場の女性や子どもをターゲットにしており、彼らの多くはトラウマを 抱えていたり病気を抱えていたりで、またその両方に苦しんでいる者もいる。新たにやって来る難民の女性や子どもが最も弱者であるとして優先される。また非...
カレンニの上級学習プログラムに対する教育的支援 (2010-01-01)

の将来のリーダーになる助けとなるだろう。  

このプロジェクトに関わりRIJはつなぎの資金を提供する。それでKnFSPは、学生が10年生終了後教育の2年目を修了する支援を継続できるだろう。

特にこの資金援助で、40人の学生が教育を続けより高いレベルの学問を習得することができるであろう。さらにこの学生たちは学生がリーダーシップをとる活動(たとえばコミュニティの発展に関する意識を高め活動に加わること)に参加でき、この学生のうち15人が教育を修了した後コミュニティのため働き始めることができるだろう。

アースライツ・インターナショナルの卒業生プロジェクトへの支援 (2010-01-01)

らの女性の現実を正確に反映するデータを集めるためのフィールドリサーチを行うためである。現在行政組織のデータはこの問題を十分反映していなくて人権を無視し踏みにじっている。このプロジェクトはこの問題に取り組むことを望み、HIVやエイズや性感染症に関するカウンセリング、薬剤、情報の提供を広める手段や基盤として研究の成果を長期的に利用することになるだろう。

タアン学生と青年組織の支援による薬物密売に関して意識を高めるワークショップ
このプロジェクトの目的はパラウン地域の密売や不正取引の影響に関して北シャン県の地元民の知識を高めることである。12月から2月の間に北シャン県の中国―ビルマ国境のムセとナムカムの町で5つのワークショップが開かれる。それぞれのワークショップは4時間続きで、10人の参加者(若者、女性、地元の村人)が毎回参加できる。ワークショップは参加者に、女性の権利と中国―ビルマ国境での密売の状況、その影響、これを阻止するためいかに援助するかに関して知識を与える。

シャン・ユースパワーによる支援の環境に関する基礎的なトレーニング
このプロジェクトはサンカン・フェンの建設地区に住む、非常に貧しく自分たちの住む環境をいかに守るかの知識のないシャン移民の労働者を援助するためのものである。知識がないため彼らはごみに囲まれ、そして燃やす。そのような環境に住んでいると多くの健康問題が起こりうる。提案されているトレーニングは13~20才の若いシャン移民に彼らの住む地域を大事に守っていくように仕向ける。20人の参加者が4ヶ月の間に開かれる2日間のトレーニングに参加することになる。